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光免疫療法の最終形態は治療だけではなかった

2018/07/03
 
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実用化が待たれる光免疫療法の最新情報

日本でも国立がん研究センター東病院(千葉県柏市)で3月から始まった光免疫療法ですが、日本国内でも一日も早い治療開始を除く声が高まっています。

治験等が先行しているアメリカでは、第二段階まで終了していて
年内には、アメリカ・日本等の地域で次に第三段階(フェーズ3)に進む予定となっています。
それにより、米食品医薬品局は迅速に進める旨を発表し
2年以内には実用化される見通しが出てきました。

これまでの光免疫療法の記事

光免疫療法の現在の治験対象

現在日本での治験もそうですが、再発頭頸部のがんを対象としています。
頭頸部がんは、喉・口・耳・鼻・顎といった部位ですが
いずれ肺がんや大腸がん、乳がん、膵臓がん、前立腺がんなどにも広げたいとのこと。

なぜ頭頸部がんを治験対象として選んだのかというと
内視鏡などを使わなくても、身体の外から光を当てればよいということが
主な理由とのことでした。

光免疫療法の開発者である小林久隆医師が現在取り組んでいること

 

小林久隆医師は、この光免疫療法をさらに発展させて
1箇所のガンを1回治療するだけで全身の転移がんも治療し、
ワクチン効果により再発もさせないという研究に取り組んでいます。

光免疫療法の期待値

口・舌・歯茎・ほほ・咽頭部・鼻など、食道より上部に発生する
ガン、いわゆる頭頚部がんの治験において
アメリカでもフェーズ2では、再発頭頚部がんを対象に多数の病院で30例の治験が行われました。その結果、現在公表されているトマス・ジェファーソン大学での7例等含め15例において、14例はガンが30%以上縮小、そのうち7例は完全奏功したとのこと。
つまりがんが消えたということ。

部位や進行状況と言った諸条件はあるかもしれませんが
1回で効果が現れる例や、他の治験で効果のなかった患者さんにも効果あったなどの成果をあげているようです。
※奏効率(薬物療法の効果を示す割合のこと)

光免役療法は全身のがんの80~90%はカバーできるようになる

小林久隆医師は、理論的にはがんの8~9割は光免疫療法で
カバーできるはずと述べています。
そのための、今後の展開はどういったものでしょうか。

がん細胞を部位別ではなく、がんの性質別に考える

治験においても従来の規則では、ガンを臓器別にそれぞれ治験するといった方法です。
そのためとても時間がかかります。

ですが、光免疫療法で使用する抗体は、がん細胞の膜上にる上皮成長因子受容体(EGFR)というものに結びつくものを使用しています。
そのEGFRは頭頸部がんだけでなく肺がんや乳がんなどにも存在していることが確認されています。
ですので臓器別ではなくガンの性質別に分類するほうがいいという方向に変わってきています。

また前立腺がんの患者さんが多いということで、当面は別の抗体を使い対象として考えていくとのことです。

がん細胞が消えたジュース

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1箇所のガンを1回の治療で転移したガンも治療し再発もさせない方法とは

 

私たちの身体にある悪い子細胞と良い子細胞

人間の身体には、がん細胞を守る制御性T細胞という悪い子細胞がいます。
対して樹状細胞という良い子細胞は、ガンの抗原を食べて成熟し、ガンの抗原情報をリンパ球に伝えます。そうするとリンパ球は活性化して分裂し、その光源を持つ他の場所にあるガンを攻撃しに行きます。(転移したがん細胞にヤマト発進です)

この制御性T細胞が超悪い子細胞なのは、がん細胞を守るだけでなく免疫細胞の1種である樹状細胞の活動も妨げます。悪いやつは守るわ良い子の邪魔はするわの細胞なんです。

そこで小林久隆先生は「そうだ!!制御性T細胞を同時に叩いてしまおう♪」と考えました。

近赤外線で発熱する物質IR700をつけた抗体を制御性T細胞に付着させ光を当てて死滅させる。
↓ そうすると…
がん細胞の近くにいる免疫細胞のスイッチがONになり、がん細胞を攻撃する
↓ その結果
さらに血流に乗って全身をめぐり、転移したガン細胞をも攻撃する

これが局所の治療でも全身に転移したがんも治癒し再発させないということです。

※抗原→生体内に侵入して抗体をつくらせ,その抗体とだけ結合して反応する物質。細菌毒素・菌体成分や多くの異種タンパク質がこれに該当する(出典:weblio)

1回の治療でワクチン効果が生まれる

上記の方法により、リンパ球のスイッチがONになり活性化しますが
その際、がん細胞を攻撃するリンパ球とは別に「メモリーT細胞」という
抗原を記憶するリンパ球が作られます。
このメモリーT細胞は身体の中で長く生き続けて、ガンが再発しようとすると、それを攻撃しに行きます。
つまりワクチンと同様の働きをしてくれます。

これはすでに、マウスの実験では成果が出ていて
転移がんも消え、どの部位も再発していないことが確認されています。
さらにワクチン効果のあるマウスに500万個のがん細胞をマウスに投与しても
再発は認められなかったそうです。

今後はこのマウスでの実験を人間に当てはめていく調整法を進めていくとのこと。
小林久隆先生の着地点は、「がんの治療だけでなく転移したガンや再発もすべてなくすということ」と話しています。

これまでも、がんワクチンはあったようですが、効果が継続しなかったようです。
しかし光免疫療法では、がん細胞が破壊され一斉に露出したものに対応する
メモリーT細胞を作ることが可能になるので、確実に再発を予防できるとのこと。
さらに免役の効きすぎによる自己免疫疾患のような副作用の心配もないとのこと。

手軽に免疫力を高める

楽天三木谷社長との出会いと感動秘話

楽天の三木谷社長との出会いは2013年
当時、三木谷社長のお父さんがガンに罹っていて
三木谷社長はなんとか助けたいと世界中の治療法を探していたそうです。

ある時、双方に接点のある方に紹介をされ会ったのがきっかけとなり
多くの打ち合わせを重ね三木谷社長が数億にのぼる支援をすることになり
現在も代表取締役会長として経営にも参加しています。

残念なことに、三木谷社長のお父様はこの治療法が間に合わず亡くなってしまいましたが、治療の際に体内に入れる抗体の名前を、三木谷社長のお父様の「三木谷良一氏1929年生まれ」にちなんで「RM1929」と名付けられたそうです。

※出典mugendai(https://www.mugendai-web.jp/archives/8462)

ガンはその宣告を受けただけで一瞬脳裏に過るのは「死」のイメージかも知れません。
でも、医学も進み生存率が高まってきていることも事実です。
さらに、光免疫療法のような治療法が生まれ3月に始まった治験もうまく進み一般的に利用することができるようになったら、「ガンは治る病気」となっていく日も近いのかもしれませんね。

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